棺の中まで持っていくと決めたの、あの日に。
だけど、もう溢れだして抑えられないから。
気持ちが零れおちていくの。
愛してる、愛してる、愛してる。
もう、どうしたらいいのか分からないくらいに、大好き。
手を繋ぎたい、傍に居て欲しい、名前を呼んで欲しい、抱き締めて、抱いていて欲しい。
もう、コレ以上どうしたらいいのか分からないの。
ねぇ、愛してる。
愛してる、愛してるなんて言葉で伝え切れない位に、君を愛してる。
忘れられる訳が無い。
誰にも告げないと決めたんだ。
幸せそうに大切な人の隣で笑う君には決して言わないと決めたんだ。
だからお墓の中まで持っていくの、捨てられないから、捨てたく無いから。
私にとってまるでヒーローみたいな人だったの。
口を大きく開けて笑う顔が好きで、好きな事をしてる時の子供みたいな顔が好きで、
真剣に仕事をしてる顔が好きで、眼差しが好きで、意志の強い瞳が好きだったの。
微笑むようにしてる表情も好きだったの。
悔しそうにしてる瞬間も、少し怒ってる瞬間も、哀しそうにしてる瞬間も、全部ぜんぶが愛おしくて堪らなかったよ。
他に愛せる人なんていない。
一生忘れない。
愛してる、愛してる、愛してる。
You are my everything.